内容
『コンチェルトノート』 CMムービー
あっぷりけが行うクラウドファンディング
あっぷりけ公式HP更新情報。今回のクラウドファンディングについてスタッフ日記を更新しました。 https://t.co/0drBkQ9cFk #あっぷりけCF
— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月11日
ニコ生にてクラウドファンディングを告知させていただきました。様々な反響があり、ユーザーの皆様や業界関係者の皆様から、温かいお言葉や厳しいお言葉いただいています。あらためて告知させていただいた内容につきまして、今回説明させていただきます。
自分がエロゲが好きであっぷりけというブランドを作ったときは、自分が面白いと思う作品を作ろうと思っていました。あっぷりけは10年続き、おかげさまで沢山のファンの皆様に応援していただけるようになって、沢山の要望をいただくようになりました。ブランドとしてはそのファンの皆様の声に応えるということがとても大切だと思っています。
ファンの皆様からの要望と、自分たちが面白いと思える要素、それらのバランスをとって、自分自身がちゃんとお金を払って買いたい商品にするということを強く意識してゲーム制作を行ってきました。
でも私の力不足でそのバランスが取れていないところもあり、要望が細分化していく中で、思うような売上が出ずに予算も減ってしまい、昔の作品の方がよかったという声もいただくことが多くなりました。しかし同じ作風を続けると、一度合わないと思ったユーザーの方からは、今回も合わない、と思われてしまうため、ブランドとして継続していくためには様々な試みが必要だと思っています。
そこが上手くいかず、ブランドとして売上が減少していき、採算が取れなくなってしまった場合は商業的に活動を停止するしかありません。あっぷりけの活動を停止しよう、正直そのように考えていたこともありました。ですが沢山の方に「まだやれることはあるはずだからやろう」と支えていただきました。また沢山のファンの方にここまで支えていただいてきました。ファンの方に…もがっかりされてしまいますし、そこをそう見せないための工夫が制作に求められると言われればそうなのですが、それはやはりここまでお世話になってきた制作スタッフにどうしてもしわ寄せがきてしまいます。
ゲームを作るのはお金もそうですが長い時間がかかります。皆さん人気のクリエイターなのにそんな長い時間拘束をして無理してもらってまで、作るべきかというところにも悩みが生まれていました。開発費を抑えた新チームでの制作というのも検討しています。ですがそれもあっぷりけのいつもの制作チームから新作が出ずに、それしか出ないというのもやはり一番大切なあっぷりけファンの皆様をがっかりさせてしまうのではと思いました。
そこで今回クラウドファンディングと言う形でファンの皆様と向き合い、達成金額による作品ボリュームなども公開した上で、企画・シナリオが桐月さん、キャラクターデザイン・原画がオダワラハコネさん、BGMが鷹石しのぶさん、楽曲がエンジェルノートさん、で企画を提示して、ゲーム制作させていただきたいと考えました。ファンの皆様に喜んでいただけると思う企画を提案させていただきますので、もしやってみたいと思っていただけたらぜひご支援いただけますと幸いです。
ニコ生放送でさせていただいた内容と同じつもりではありますが、うまく話せず伝わっていなかったところも多いかと思います。本当に申し訳ございませんでした。クラウドファンディングのリターン内容は事前に色々調整したいと思うところがありましたので、ニコ生でご意見をお伺いしたいという趣旨もありましたが、ただクラウドファンディングを行うリターン内容の発表と見えてしまった部分もあり、色々誤解を招いてしまったこともお詫びいたします。
6月10日に行われたニコ生放送について
まもなくニコ生はじまります、よろしくお願いします https://t.co/jIJNMhvcgF #あっぷりけ
— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
一言で言うと酷い放送でした。事前に話があると告知があり見ましたが、蓋を開ければ解散を賭けたクラウドファンディング。昔はよくノリリン放送を楽しみに見ていましたが、頼りないノリリンの姿はショックでした。
以前から言われていた「もうフルプライスの作品は作れない」
今年は忙しさも落ち着いて久々にあっぷりけの新作『月影のシミュラクル』をプレイしましたが、『黄昏のシンセミア』を思わせるあっぷりけらしい話に感動して「あぁ、エロゲって良いな」と実感。より作品に触れたいと製作者のTwitterの話を見ていたのですが「もうフルプライスは作れない」と不穏な言葉を見かけ驚きました。実際かなり厳しい状況だったのですね。
個性的なメーカーが次々に潰れている状況
今年に入りLassなど一時代を築いたメーカーが倒産し始め、ますます生き残りに厳しさが増してる美少女ゲーム業界。そんな中であっぷりけも音を上げたという形でしょうか。propellerもそうでしたがストーリーや演出に力を入れたメーカーが競争に負け、姿を消してゆくのを見ると悲しくなります。
あっぷりけの方向性
ニコ生ご視聴ありがとうございました。沢山のご意見ありがとうございます。続く1 #あっぷりけCF
— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
企画の話もする予定だったのですが、私の段取りが悪く、泣き言ばかりになってしまい見ていて不快になった方も多かったと思います。大変申し訳ありません。CFを開始させていただく前に企画内容はきちんと発表させていただきます。
続く2 #あっぷりけCF— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
今回の放送は単純に開始のお知らせというわけではなく、「みさなんの声をきちんと聞いた上で進めたい」という思いがありますので、こんなリターンが欲しい、など有ればハッシュタグでご意見頂けると嬉しいです。否定的意見も真摯に受け止めさせて頂きます。
続く2 #あっぷりけCF— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
皆様の案の中で実現可能なものは追加検討させて頂きます。勿論、実際にご支援頂けるかどうかは企画内容をみてからじっくりと考えて頂けると嬉しいです。
続く3 #あっぷりけCF— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
また、しっかり利益をだしていらっしゃるメーカー様もおられる中、自社の経営難を業界全体のせいだと聞こえてしまったかもしれませんがそういう意図はありません。全ては私の采配の無さによるものです。改めてお詫び申し上げます。
続く4 #あっぷりけCF— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
本来はもちろん会社がリスクを背負うべきだと思いますので、見ていて不快で黙って解散してくれというのも真っ当なご意見だと思います。それでも今回CFをやらせていただこうと決めたからにはきちんと皆さんの意見を取り入れて、真摯に企画を全うしたいと考えています。
続く5 #あっぷりけCF— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
改めて発表させていただきますが、支援してくださる方が求めるのは「あっぷりけが作る作品」だと思いますので、そこが変わってしまわないように希望シチュについては、フラグメントのクリア後のおまけエピソードで、私との直接打ち合わせをした上で制作したいと思います。続く6 #あっぷりけCF
— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
長々と長文失礼いたしました。ツイッターだけではなく、スタッフ日記や、また専用ページができましたらそちらでもきちんと明記するようにいたしますので、何卒よろしくお願いいたします。 #あっぷりけCF
— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年6月10日
話を戻しますけど、今回の放送で何が一番嫌だったのかって「ノリリンが作りたいもの」が全く見えない事なんですよ。
製作費が足りない、もうゲームを作れない、クラウドファンディングします、リターンはこれです、協力お願いします。豪華な特典を語るだけで「面白いゲームを作る」熱意が見えなかったんですよ!それが本当に悔しい。ファンに喜ばれるものばかり目を向け、ノリリンが作りたいものが伝わらずもどかしい。
クラウドファンディングには『夢』が必要
打上げでフィバってる最中にDMで色々来たのでまとめてお答えすると『CFは信用の前借り』ってのと、『ドラマとロマンとメリットとムードがないプロジェクトは失敗する』とエロゲメーカー経営しつつ国内大手CFプラットフォーム顧問やってる俺の今言える回答。詳細知らんからこんな感じです。
— bamboo (@bamboo_milktub) 2017年6月10日
クラウドファンディングに一番必要なものは「この人の持つ夢に付き合いたい!」と思わせる企画だと思うんですよ。リターンを豪華にするのも、そこに嬉しさや楽しさがあってこそ。伝えたいもの、それを無しに企画は全く動きません。
クラウドファンディングで制作する作品とは?
番組だと出なかったですが、企画、キャラ設定、あらすじとかはもうとっくに送ってますので、そっちも同時に発表されると思います。あっぷりけユーザーに「こうきたか」と思える内容になってる…といいなぁ #あっぷりけCF
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月10日
元々はCFのためじゃなくて、あっぷりけ10周年迎えて集大成になるものを作りたいね~という打ち合わせていた企画なので、ほんとそんな感じの内容ですね~。キャラ紹介などがあったら、実感して貰えるんじゃないかなと思います
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月10日
放送で憲yukiさんが資金によりボリュームが変わるという点で、「集まらなかったらミドルプライス規模になるの?」「シンセミアから途中のイベントをカットしたようになるの?」と思われる方も多いと思うのですが、そういうボリュームの調整は自分が不器用なため出来ないです
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月11日
月影のシミュラクルで日常パートが無かったのは、カットしたのではなく元々数日間にイベントを凝縮して、横に広がる分岐のミドルプライスという企画で作ったためなので、資金が集まらないとシミュラクル、集まったらシンセミアみたいな感じにはならないです。スタート地点から設計が別なので
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月11日
じゃあ今回のはどうなの? というと、元々「あっぷりけ10周年」がスタートなので、黄昏のシンセミア規模の作品です。フルプライス、フローチャート有り、サブヒロインを一人除いて全員攻略可能という感じです
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月11日
じゃあどこのボリュームが真っ先に削られるか? というと、勘の良い方は気づいたと思います。サブヒロインルートです…。
黄昏のシンセミアで言うなら、さくや、翔子、銀子さんのみ攻略可能で3人のシナリオは一切今と変わらないが全体のボリュームは減ってしまう……というと理解しやすいでしょうか— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月11日
本筋は同じといっても、コンチェルトノートで莉都、和奏だけ攻略可能と、他ヒロインルートもある今の状態では完成後の印象は全然違った物になってしまうと思います。でも、最低限でも作品として形は作れている。そんなジレンマがあって憲yukiさんは最大額を言い出し辛かったんだろうなと思います
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月11日
あ、ちなみに自分の作品では珍しくとある過去作と同じ世界観です。
— 桐月 (@kidukirey) 2017年6月11日
「一人じゃない、二人でも足りない、それはみんなで描く絆の物語」の続編?
これは解散を賭けた話ではない、あっぷりが新しくなるチャンスなんだ
周囲から色々言われるかもしれない、だけど答えなんてどこにもないと思う。正解なんて人によって異なるし、何が正しいか決められるのはノリリンだけなのだから。あっぷりけというブランドを見直し、新たな価値を創造していく。クラウドファンディングの内容を発表する時、楽しそうに自分の夢を語るノリリンの姿を待っています!
それなら、なんぼでも力を貸しますよ!!