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あっぷりけクラウドファンディングプロジェクト
あっぷりけ実入金2,500万円達成
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— あっぷりけ&暁WORKS (@noriyuki_s) 2017年9月20日
テキスト量2,700kbは文庫本10数冊規模
現在の作業量でも地獄を見るのが確定してるので、莉都エピソードが増えても誤差ではあるけれど、CGに割ける枚数がだいぶ変わるのは大きいですね…
— 桐月 (@kidukirey) 2017年9月20日
ゲームのボリュームとしては、月影のシミュラクル-解放の羽-くらいが一番ちょうどいい感じもありますが、ここで提示されてる2.7Mという文庫本10数冊規模のテキストを一気に読む満足感も分かるのが辛いところ。
ちなみに純テキストで2.7Mは大体コンチェルトノートより少し多いくらいです— 桐月 (@kidukirey) 2017年9月20日
テキスト量の話になると、よく「~のゲームは~MB」と並べて掲載してる所もあったりしますが、大抵の所がシナリオフォルダをぶっこ抜いてその容量をそのまま並べてるので、あまり正確ではなかったりします。
ゲームに使われてるシナリオフォルダのテキストは、スクリプトが追加されてますので— 桐月 (@kidukirey) 2017年9月20日
上記の例で出したコンチェルトノートですが、テキストのみでは2.5Mでも、スクリプトを入れたゲームシナリオとしては6~7M近くになってます。演出がより多いゲームだと更に膨れ上がるので、大体元のテキストの2~4倍くらいですね。
分かりづらいゲームシナリオの容量の参考になるでしょうか— 桐月 (@kidukirey) 2017年9月20日
ちなみに、過去に何度か「あの規模は今ではなかなか作れない」と言ってる黄昏のシンセミアですが、スクリプト入れた後のシナリオフォルダの容量はなんと10M。
じゃあまた同じ分量で、と出来ない理由も分かって貰えるかと思います(つ -`)— 桐月 (@kidukirey) 2017年9月20日
ちなみにこの手の話をするといつも
「長いゲームの方が満足感あるに決まってるだろ。桐月は分かってねぇな」という人と
「長いゲームより丁度いいゲームが良いに決まってんだろ。桐月は分かってねぇな」と
二つの反応を貰うので、人の相互理解は絶対に無理だわと悟りを開いている— 桐月 (@kidukirey) 2017年9月20日
1人で2MB書き切る困難さ
月間250kbのスピードの持ち主でも、1人で2MBを書き切るには8カ月掛かる。そして、2カ月連続でコンスタントにスピードを出すことと、8カ月連続でコンスタントにスピードを出すことはレベルや次元が違う。2カ月で500kbを書くよりも、8カ月で2MBを書き切る方が遥かに難しい。高いレベルが要求される。
ただテキストを書くだけでなく、プロットも……となると、生存確率は絶望的である。500kbの物語のプロットを切るのと、2MBの物語のプロットを切るのとでは、雲泥の差がある。そこには絶対超えられない壁がある。つい先日の日本とブラジルのサッカーみたいな。ジャマイカには1-0で勝った日本(2カ月で500kbを書いた)でも、ブラジルには0-4で完敗(8カ月で2MBは書けない)、みたいなね。
あっぷりけCFは金額ばかり目が行って考えていませんでしたが、現状でも2,500kbのテキスト量が約束されているんですよね。同規模の作品を見るとデモンベインやリトバス無印。発売まで向こう2年を考えているとQ&Aに書かれておりましたが、これを桐月先生一人で書き切れというのは「僕たちの為に氏んで♪」と言ってるもんですね、ごめんなさいwww
長いゲームが良いか、丁度良いゲームが良いか
僕は量を重視し過ぎるあまり無駄に長い作品になる位なら、全編通して面白さを維持する丁度良い作品が良いですね。最近なら『蒼の彼方のフォーリズムEXTRA1』時間にして5時間程度なのに、CGはフルプライス並みの70前後、演出も非常に丁寧で大満足でした。
その一方で、長さを取らないと表現できない作品があることも理解でき、どちらかが好みかは人により分かれると思います。まぁ、今回のあっぷりけCF『クロスコンチェルト』は後者になりそうですけどね。
もう宣伝で桐月先生を謳っていますが、このままなら単独ライターによる大作が生まれそう。
全角1文字で2バイト(半角で1バイト)だから2MB=約200万バイトだから100万文字
書いてて計算が本当に合ってるのか不安になる
>>はまーさん
コメントありがとうございます。
数字だけ見ると、なんかピンと来ませんよね。100万文字と言われても膨大過ぎて実感が全く湧かないっす。一応サンプルとして2,000kbでプレイ時間20時間とされていますが、演出も混じるとどこまで伸びるのか。
今回のCFでは2.5MB確約されてしまったので、これ以上の労力となりますので、どんな作品になるのか。いろんな意味で楽しみですわw
ゲームのシナリオライターが、処女作=代表作になって、その後に姿を見なくなる人が多くなるのも納得の分量ですわ。
同規模の作品を何作も書いて、それぞれが一定以上に評価されてるってものすごい事なんだな…
>>kumaさん
コメントありがとうございます。
>同規模の作品を何作も書いて、それぞれが一定以上に評価されてるってものすごい事なんだな…
ホントそうですよね。鏡先生がサッカーに例えていましたが、たとえ15分間素晴らしいパフォーマンスを見せたとしても、それを90分間維持し続けるのは難しい。半年以上も拘束しなければ終わらない分量。複数人でのライティング作業で労力と時間を分散させる現在の傾向は仕方のない事なんだなと感じてしまいます。
そんな中、一人で書き上げた作品もあり、プロの凄さに驚かされます。マジやばばばばばば。